静かに暮れゆく

解説

 　この絵は、「旧古河庭園」のレンガ造りの洋館の窓に、夕焼けが照り映える様子を描こうとして作った、幾つかの試作品の１つです。
　このときには、窓ガラスに夕暮れの空が映っているのを、実際にこの目で見たわけではなく、そういう設定で描いたら面白いだろう、という思惑だけで描き始めたので、窓に映る空の表現には手を焼きました。しかし幸いなことに、レイヤーは別になっているので、建物部分は同じ絵を使い、空と窓ガラスの部分だけを描き直すだけで済みます。肉筆画では絶対に出来ない芸当で、こういうときには、つくづくパソコン絵画で良かったと思います。
　この絵は、色バランスは良かったのですが、夕暮れの感じが地味に思えたので、色々迷った挙句、最終的にボツにしたものです。皆さんは、どう思われますか。

オリジナル作品

　窓の中の夕暮れ（風景画第６室）

参考データ　

　ホームページ掲載：2003.1　　使用ソフト：Paint Shop Pro 7J　　タブレット：Wacom　Intuos　　原画サイズ：1035×795ピクセル

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