雨を待つ花
解説
この絵は、以前描いた「惜春」(静物画第11室)と同じ花を、淡彩風に描いたものです。背景に、梅雨時の暗目の空模様をイメージした色を持って来て、それと花の清々しい白を対比させています。
我々にとって雨は嫌なものですが、強い日差しを浴び続けてしおれかけた草花にとっては、まさに干天の慈雨ということでしょう。雨上がりに水滴を一杯付けた花が元気そうに咲いている姿は、気持ちのいいものです。そんなことを思いながら、少し元気のない花と曇天の組み合わせで描いてみました。
参考データ
ホームページ掲載:2003.6 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J & 8J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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