2005.4.3〜2005.5.1

 

 



解説

 この冬は、思いのほか雪が降り、そして寒かったため、春が待ち遠しかった記憶があります。そんな思いを託して描いたのがこの絵で、春らしい色を中心に据えています。
 2〜3月頃から春の兆しは幾つかあり、梅が咲き、桜がほころぶといったところがお馴染みなのでしょうが、その時期は未だ々々寒い日が多く、早春賦の「春は名のみの、風の寒さや」という歌詞が思い出される気候です。私は例年、緑の新芽が木々や草原に現れるのを見て、ようやく本格的な春が来たなと感じます。
 この絵を表紙絵に掲げたときには、まだ桜すら咲いていなかったのですが、すっかり暖かくなり、休みごとに春らしい陽気を満喫することが出来ます。あの寒い冬の日は、今や遠い過去の出来事のようです。



参考データ 

 ホームページ掲載:2005.5  使用ソフト:Paint Shop Pro 8J&9J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1000×600ピクセル


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