2005.1.30〜2005.3.6
解説
私は東京都内に住んでいるのですが、今年は随分雪の多い冬だと思います。昨年の暮れ以来、都内でも何度か雪が積もる機会があり、この絵を2月の表紙絵として描いたのですが、3月になっても雪が降り、表紙絵でも現実の暮らしでも、雪の世界を堪能したことになります。
この絵は、以前真冬のオタワで見た光景を思い出しながら描きました。私が行ったのは2月だったのですが、たまたまその時期天候がよく暖かいと言われたのに、到着してみると昼の最高気温がマイナス8度しかありませんでした。オタワ郊外をオタワ川という大きな川が流れているのですが、私が行ったときには全面凍結していました。まるで雪原が広がっているような光景で、暫し見入ってしまいました。
そういえば、オタワ市内には運河が巡っているのですが、ここも当然全面凍結していて、沢山の人がスケートを履いて運河の上を通っているのを見ました。遊びで滑っているのではなく、生活道として利用されているとのことでした。感心したのは警官が出て臨時の信号を設置していたことで、老いも若きも、恋人も家族も、整然と滑っていました。ちなみに、赤ん坊はそりに乗せられ、スケートを履いた夫婦が仲良くそりの綱を引いていました。
そんなオタワの冬に比べれば、幾ら雪が多かったとはいえ、東京の冬は未だ々々過ごしやすいのかもしれません。
参考データ
ホームページ掲載:2005.3 使用ソフト:Paint Shop Pro 8J&9J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1000×600ピクセル
戻 る | 先頭ページに戻る |
このホームページに掲載されている絵・文章などは、全て本ホームページ製作者に著作権があります。転載、コピー、加工、素材への転用などはお断りします。