北に帰る
解説
最近急に暖かくなって、いよいよ春の到来です。柔らかい日を浴びているうちに、ふと北へ帰る渡り鳥を描いてみたくなりました。渡り鳥というと、自然の情景を組み合わせるのが普通なのですが、今回は東京の風景を使ってみてはどうだろうと思って、東京駅の上を飛んでいく姿を描きました。駅というのは、様々な旅立ちの舞台となる場所で、北に向けて旅立つ渡り鳥との取り合わせも、ちょうどいいのではないかと考えたからです。
渡り鳥は、秋の終わりに北からやって来て、春になるとまた北に帰るのですが、やって来るときよりも帰るときの方が、叙情が漂うように私は思います。何故でしょうか。
参考データ
ホームページ掲載:2003.3 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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