あの日、あのとき
解説
ゆるやかに傾斜する草原の中腹に建つ一軒家に、朝の光が差し込み始めた瞬間を描こうとした絵です。絵の中における光の表現というのは中々難しくて、常に頭を悩ませるところです。色というのはその物体が固有に持っているのではなく光が作り出す、ということを最初に言い出したのは印象派の画家達で、この絵を描きながら何度もその言葉を思い出しました。
草原の中の一軒家というのは、中々日本にはありませんが、アメリカではたまに見かけます。この絵は想像で描いたものですが、同じような風景は、アメリカの郊外に行けばそう珍しくないような気がします。
ちなみに、この絵の建物についてはモデルがあって、新宿で見かけたものです。
参考データ
ホームページ掲載:2002.12 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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