東寺境内
解説
東寺は、JR京都駅の八条口側にあり、五重塔で有名です。元々は、平安京が造営された際に、羅生門の東西に置かれた寺のうち、東側の寺だったのですが、今の京都の中心線は、当時と比べて東側にずれているため、西側にあった寺のように見えます。
東寺は、足利尊氏が本陣を置いたり、入京した織田信長が宿所にしたりと、歴史上の有名人物が様々な形でかかわっていますが、シンボルともなっている五重塔(国宝)は4回焼失しており、現在あるものを再建したのは3代将軍徳川家光のようです。五重塔以外に、講堂(重要文化財)と金堂(国宝)が有名ですが、いずれも再建されたもので、講堂は豊臣秀吉の妻北政所が、金堂は豊臣秀頼が再建しています。
しかし私は、これら国宝・重文ではなく、東寺の本坊を描いてみました。へそ曲がりということではなく、何となく屋根の形が良かったのです。乗換え時間を利用し途中下車して1時間ばかりの見学でしたが、とても静かな時間が過ごせました。
参考データ
ホームページ掲載:2003.1 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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