霧雨にぬれて
解説
橋の上から、堤防の川側に沿って伸びる道を描いたものです。この道は、堤防の草を刈るための作業車が使うもののようで、車のわだちが堤防に沿って一直線に伸びていました。画面右上の斜めの道が堤防に上がるための坂道ですが、絵に描くと全般的にフラットな感じになるので、道と堤防の位置関係が分かりにくかったなぁと反省しています。
丁度私がこの橋の上に来たとき、小降りの雨がパラパラと降って来ました。それから着想を得て、雨の風景にしてみました。一旦は、この道沿いに傘をさして歩く人を描き加えたのですが、思い直してやめました。雨を表すなら、題名だけで十分ではないかと考えたからです。傘をさす人を描き加えることについて、皆さんはどう思われますか。そういうことを考えるのも、いい絵の勉強になります。
参考データ
ホームページ掲載:2002.10 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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