桔 梗
解説
桔梗と言えば、秋の花というイメージが強いのですが、実際には夏場から咲いているようです。最初に、桔梗が咲いているのを見たのは7月の炎天下でした。朝の涼しいうちにと散歩に出掛け、ふと目についた青い花。近寄ってみると桔梗でした。
秋の七草というと、山上憶良が万葉集で詠んだ7種類の野草を指しますが、このうち、最後に出て来る「朝顔の花」というのは桔梗のことである、というのが一般的な解釈のようです。それが7月から咲いているというのは、何とも不思議な感じがします。
桔梗は、万葉の昔から親しまれていた花なので、家紋としても使われていますが、美濃の土岐一族が使っていたのが有名ですね。水色桔梗の紋といえば、土岐一族の明智光秀が思い浮かびます。本能寺の変のとき、水色桔梗の旗がぐるりと本能寺を取り囲むシーンは、テレビでもお馴染みです。
参考データ
ホームページ掲載:2002.9 使用ソフト:Paint Shop Pro 7J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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