2003.10.5〜2003.11.2

 

 



解説

 秋は、紅葉や夕焼けに代表されるように風景の美しい季節なのですが、月もまた情緒があります。秋の月を表す昔ながらの言葉は沢山あって、十五夜以降も「立待月」「居待月」「臥待月」「更待月」など毎日違う呼び名を付けて、月をめででいたようです。当時の人達が、月を見ることにどれほどの思い入れがあったのかを彷彿とさせるエピソードだと思います。
 今までも月の絵は沢山描いて来ましたが、月を題材にした絵に関しては、ネタが尽きる気がしません。それほど魅力的な画題ということでしょうか。
 今回は、湖越しにかかる月を描いてみました。最初は、湖面に照る月光の表現が今一つ思った通りにいかず苦労しましたが、出来上がってみると、まぁまぁ感じが出たような気がします。



参考データ 

 ホームページ掲載:2003.11  使用ソフト:Paint Shop Pro 7J& 8J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1000×600ピクセル


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