城の春



 

 

解説

 桜も散り新緑の季節になろうとしていますが、東京では先週気温が下がって寒くなり、風邪をひいた人が私の周りでもたくさんいました。春を思わせる冬と、冬を思わせる春。今年の気候は少々おかしいのかもしれません。
 今回は、皇居周辺の風景から思い付いて、城を題材にした絵を描きました。以前何度か城を描いたことがありますが、このところすっかりご無沙汰をしていて、久し振りに描くと新鮮味があります。
 単に城だけだと味気ないなと思いながら構想を練っていてふと心に浮かんだのが「荒城の月」。滝廉太郎の曲に土井晩翠が詞を付けた文部省唱歌で、哀愁を帯びたメロディーと七五調の美しい詞が印象的です。有名な曲ですが、今の子供たちは知っているのだろうかとふと思いました。



 

参考データ 

 ホームページ掲載:2007.4  使用ソフト:Paint Shop Pro 9J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル


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