眺 望
解説
この作品は心象風景を絵にしたもので、現実の風景ではありません。今回は、モデルとなった景色もありません。
こうした風景を思い描くのは、現実の生活から逃れてのんびりしたいという願望なのではないかと思います。人間は高度な文明を築き、飢えや寒さから身を守る生活の枠組みを作りました。しかし、現実の社会で日々あくせく働いていると、もしかしたら空を舞う鳥の方が幸せなのかもしれないと思うことがあります。きっとそんなことはないのでしょうが、そう思わせてしまうほど、我々の社会というのはストレスの多いものなのかもしれません。
参考データ
ホームページ掲載:2006.10 使用ソフト:Paint Shop Pro 9J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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