山頂へ続く道
解説
少し前の話になりますが、ゴールデン・ウィークに埼玉県北部まで2度ほど山登りに出掛けました。新緑がきれいで、気持ちのよい一日が過ごせました。
この作品は、そのときの光景をモデルとしたものではないのですが、山登りをテーマに描いてみようと思い、子供の頃に登った山の光景を思い出しながら制作したものです。
私の田舎の外れに、結構登りがいのある高い山があって、山頂にテレビの電波を中継する鉄塔が建っていました。山頂に近づくと木立が消えて、草原のようになっており、そこに電波塔とその管理施設がありました。今では詳しい光景は忘れてしまったのですが、そのときのイメージを思い出しつつ制作したのがこの絵です。
この絵の中で電波塔に見立てて描いたのは、実は山にある施設ではありません。荒川沿いに建っていた塔で、何のためのものかは知りませんが、船の運行の標識みたいな役割をするものなのかもしれません。ただ、最初にこの塔を見たときも、子供のときに登ったあの山のことを思い出しました。
今では全て懐かしい思い出です。
参考データ
ホームページ掲載:2006.6 使用ソフト:Paint Shop Pro 9J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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