緋牡丹



 

 

解説

 思いがけず牡丹の花を見ました。4月の終わりにたまたま立ち寄った公園に咲いていました。今では色々な品種の牡丹があるようですが、牡丹といえば赤か白というイメージが私にはあり、昔から日本画でもよく題材にされているのはこうした色です。
 しかし、皆さんご存知のようにそもそもの原産は中国で、そのあでやかさは日本古来の花という感じではありません。日本に渡来したのは8世紀、流行したのは江戸時代と聞いたことがあります。もちろん野山に咲いていたりはしないわけで、自然の一部というより、代表的な観賞用の花です。
 私は、花壇に植えられる観賞用の花はあまり描かないのですが、どうも牡丹には惹かれてしまいます。やはり日本画や水墨画、墨彩画の典型的題材になっているから、馴染み深いのでしょうか。


 

参考データ 

 ホームページ掲載:2006.5  使用ソフト:Paint Shop Pro 9J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル

 

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