森へと続く道
解説
私が子供の頃、ふもとから山の中へ分け入っていく道には、不思議な魅力がありました。その前に立つと、日常生活とは異なる世界がその先に広がっているような、わくわくした期待感を覚えました。
実際のところ、小学生だった私は、あるときは友達とつれだって、またあるときは一人で、その探検の道に踏み入って、楽しいひとときを過ごしました。マムシに出会ってビックリしたこともあれば、大きなクワガタ虫を捕まえたこともありました。今となっては、全て楽しい思い出です。
今回の絵は、そんなことを色々思い出しながら描いたものです。子供時代はもう帰ってきませんが、絵を描いていると、何故かあの頃に戻ったような不思議な気分になりました。私が慣れ親しんだ故郷のあの山道は、今でもあるのでしょうか。
参考データ
ホームページ掲載:2005.8 使用ソフト:Paint Shop Pro 9J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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