春を待つもの



 

 

解説

  さすがに1月になると寒い日が多くなりました。休日に散歩していると、人影のない公園ですっかり葉を落とした木々が、寒さに耐えながら春を待っているような気がします。
 イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる頌歌」に「冬来たりなば春遠からじ」というフレーズがありますが、冬の真っ只中にある身としては、なかなかそういう気分にはなれません。冬というのは長いものだという印象があります。
 今回は、春を待ちつつ長い冬を過ごす自然の有様に思いを馳せつつ描いてみました。木々もそうであるように、私もまた、寒さに震えながら春を待つ一人です。

 

参考データ 

 ホームページ掲載:2005.1  使用ソフト:Paint Shop Pro 9J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル


戻 る 先頭ページに戻る


このホームページに掲載されている絵・文章などは、全て本ホームページ製作者に著作権があります。転載、コピー、加工、素材への転用などはお断りします。