木守り



 

 

解説

  木守りについては、以前「パソコン絵画徒然草」にも書いたことがあります。柿やみかんの収穫時に全て取ってしまわず、わざわざ一つ二つ木に残しておく実のことで、冬の間、野鳥の貴重な餌となります。辞典などでは、翌年も沢山実がなることを願うための風習と解説されていますが、木に付く害虫を食べてくれる野鳥を冬の間に飢え死にさせない配慮と考えれば、自然に感謝しつつ共生を図る里人の素晴らしい知恵だと言えます。
 最初に「パソコン絵画徒然草」に書いたときには、こんな素朴な風習が、現代の東京でなお生き続けているのを見て、私は素直に感動したのですが、直ちに絵にしようとは思いませんでした。野鳥につつかれて傷ついた柿の実は、見た目が悪いので、今一つ制作意欲が湧かなかったのです。
 ただ今回は、たまたま野鳥が木守りの柿の実をつついている現場に出くわして、一度絵にしてみようと思い立った次第です。もっとも私が近づいたので、その鳥は逃げてしまいましたが…。



 

参考データ 

 ホームページ掲載:2005.1  使用ソフト:Paint Shop Pro 9J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル

 

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