時を告げる鐘
解説
私の場合、「お寺の鐘」というと何となく夕焼けの情景を思い出してしまうのですが、これは童謡「夕焼け小焼け」の影響かもしれません。夕方になるとどうしてお寺が鐘をつくのか知りませんが、どうも両者はしっくり合う気がするのです。
この絵に描いた鐘は勿論お寺のものではなく、埼玉県川越市にある「時の鐘」なのですが、最初この鐘を見たとき、夕焼けをバックに描くといい感じになるだろうなと直感しました。今回は、まさにそのイメージ通りに描いたというわけです。
川越は、宿場町、門前町として栄えた長い歴史があり、今でも蔵造りの家並みが残っています。川越のシンボルともされている「時の鐘」は、その蔵造りの街並みのそばにあり、400年弱の歴史があるとのことです。私はあいにくその鐘の音を聞くことは出来なかったのですが、今でも現役で1日4回鳴らされているようです。夕焼けの中で聞くと、さぞかしいい雰囲気なのだろうなと思いました。
参考データ
ホームページ掲載:2004.10 使用ソフト:Paint Shop Pro 8J タブレット:Wacom Intuos 原画サイズ:1035×795ピクセル
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