岸辺の花



 

 

解説

  新緑の頃、家族でサイクリングを兼ねて石神井公園まで遠出しました。石神井川沿いの小道をずっと西に走り、漸く石神井公園にたどり着くと、天気が良かったこともあり、沢山の人で賑わっていました。石神井公園内には三宝寺池を囲む形で自然保護区があり、池の周りを遊歩道が囲んでいます。新緑がとても美しく、水辺の岩の上に沢山の亀が上がって来て、甲羅干しをしていました。
 三宝寺池には沢山の水鳥がいるのですが、それぞれ思い々々泳いでいるのを眺めているうちに、岸辺に咲いていたこの花がふと目に留まりました。時折ゆるやかに風が吹くと、水面に波が立ち、花がゆっくり揺れるのですが、その様子が如何にものどかでした。
 この絵は、そのときの情景を元に描いたものですが、実のところ私は、未だに菖蒲とあやめとかきつばたの区別がつきません。従って、これがあやめなのか菖蒲なのか、はたまたかきつばたなのか、描いた本人にも分かりません。まぁもっとも、きれいな花であれば、名前はどうでもよいのですが…。



 

参考データ 

 ホームページ掲載:2004.6  使用ソフト:Paint Shop Pro 8J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル

 

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