小さな春



 

 

解説

  東京都内にあっても、春の訪れを告げるものは幾つかあります。チューリップや桜などは代表例ですが、菜の花はどこか野趣に富んでいて、見ていて心和みます。花壇に植わっている菜の花というのはあまり見かけることがなく、どちらかというと空き地や線路脇など人の手のかかっていないところに生えています。思わぬところに菜の花を見つけると、小さな春を見つけたような気分になります。
 3月の初め、電車に乗っていて、何気なく窓の外を見ていたら線路脇に黄色い花が咲いているのが見えました。注意してみると菜の花で、その辺り一面に群生していました。まだまだ寒い時期でしたが、もうそこまで来ている春の先触れを見たようで、心和みました。
 ところで、菜の花というと、普通は一面に咲いているところを遠景から描くケースが一般的な気がしますが、近寄って行って1つの花として描くと、中々難しい画題だと思います。花も葉も、独特のしなびた感じがあって、これが見た目の大きな特徴になっているのですが、そこを質感共々うまく描くのが大変です。今回も、細部はかなりごまかして描くはめになりました。



 

参考データ 

 ホームページ掲載:2004.3  使用ソフト:Paint Shop Pro 8J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル

 

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