永遠の荒野



 

 

解説

  私は、この作品の意図をどう解説してよいものやら、暫し悩みました。いずことも知れない荒野に立ち、霧のかかった朝の景色を見ているところなのですが、さて、どうして突然そうした風景が心に浮かんだのか、描いた本人にもよく分かりません。
 最初私は、旅の朝をテーマに絵を描くつもりでした。前日、薄暗くなってから宿にたどり着き、翌朝、明るい中で初めて宿の周辺の景色を見る。そのとき自分の周囲には、一体どんな風景が広がっているのだろうか。そうしたシチュエーションを頭に描いて構想を練ったのですが、ふと心に浮かんだのが、何故かこの景色でした。
 あるいは、過ぎ行く冬に、僅かながらの惜別の情を感じたのかもしれません。

 

参考データ 

 ホームページ掲載:2004.3  使用ソフト:Paint Shop Pro 8J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル


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