２００６．５．２８〜２００６．７．２

解説

　初夏の湖畔をテーマに描いたもので、ちょうどゴールデン・ウィークに山登りに行った際、登山道から垣間見える小さな湖の様子を見ながら構想を練ったものです。毎度のことですが、ここで一休みしてから、湖の脇の山道を登り始めることにしています。いつも静かで、訪れるたびに心休まる情景です。
　その頃は気持ちのよい天候だったのですが、どうもその後は天候不順が続き、曇り空や雨の日が多いまま入梅してしまいました。日照不足による農作物の生育への影響など心配ですね。この絵も、からりと晴れるわけでも、雨が降り出すわけでもない微妙な曇天の光景を、針葉樹林越しに描いています。
　このモデルとなった湖にはカワセミが姿を見せることもあると聞いたのですが、今まで何度も通りがかりながら、一度もその姿を見たことがありません。この山には、この先何度か登り続けることになると思いますが、一度くらい出会ってみたいものです。

参考データ　

　ホームページ掲載：2006.7　　使用ソフト：Paint Shop Pro 9Ｊ　　タブレット：Wacom　Intuos　　原画サイズ：1000×600ピクセル

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