夏の宵



 

 

解説

  今年はあまり夏らしくない天候が続いていますが、本来であれば、ちょうど旧盆の頃が暑さの折り返し点だったように思います。蒸し暑い日の宵、涼みがてら散歩に出掛けたことが何度かありますが、旧盆辺りから朝夕涼しくなり、夏の盛りが過ぎていくのが分かりました。
 私が子供の頃には、近所で縁台を出して夕涼みをする習慣が残っていました。大人達が将棋をさし始め、子供が遠巻きに見ながら、上達のコツを探ったりしたものです。クーラーの普及とともにそんな習慣もすたれて、今では家にこもることが多くなりました。
 この花は、実は昼に見たものなのですが、夕涼みがてら月夜に散歩しているうちに偶然花に行き逢った、という設定の方が面白いのではないかと思って、夜に舞台を変えて描いてみました。
 この花は、見つけたときに女房から名前を教えてもらったのですが、絵にした頃には忘れてしまいました。まぁ、いつものことですが…。



 

参考データ 

 ホームページ掲載:2003.8  使用ソフト:Paint Shop Pro 7J & 8J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル

 

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