冬日和



 

 

解説

  よく晴れ渡った冬の早朝、鳥達がねぐらを飛び立って行く様子を描いたものです。湿地帯の黄色く枯れた草と、早朝の空の青との対比を中心に画面構成しています。鳥を描き入れたのは画面に動きを出すためで、これがないとあまりに静かで淋しい絵になります。
 冬の草原にはどこか孤高な感じがあり、私は画題として好きなのですが、それだけを描くと、何の飾り気もない淡白な絵になってしまいます。従って、何かのひねりが必要なのですが、奇をてらい過ぎると、冬の草原のイメージがかえって壊れてしまい、調整の難しいところです。

 

参考データ 

 ホームページ掲載:2003.3  使用ソフト:Paint Shop Pro 7J  タブレット:Wacom Intuos  原画サイズ:1035×795ピクセル


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