Q | 絵を描くのに必要なパソコンの仕様(スペック)はどの程度でしょうか。 |
A | 一言で言えば、使うソフトによります。 一番簡易なお絵描きソフトであるWindows付属の「ペイント」(パソコン画面左下の「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」に入っています)は、Windowsがインストール出来るパソコンならどれでも動かせます。他方、プロが使っているような高級ソフトとなると、ある程度のスペックがないとスムーズに使えない(動作が遅くなったり最悪作業中フリーズする)と言われています。これは、ソフトごとの動作環境をチェックするしかありません。 パソコンのスペックで重要なのは、CPUとメモリーでしょうか。特にメモリーは、作業のスムーズさを確保するという点で重要です。絵は、文書ファイルや表計算ファイルとは比べ物にならないくらい容量が大きいうえ、絵を描く際の作業スペースとして、絵の容量の何倍ものメモリーが必要になります。仮にメモリーが足りないと、パソコンはハード・ディスクの一部をメモリー代わりに使い始めますが(これを「スワップ・メモリー」と呼びます)、メモリーの動作スピードに比べてハード・ディスクは動きがのろいので、途端にパソコンの応答速度が落ちます。そうなると、マウスやタブレットを動かしても指示通りに線が引けないとか色が乗らないといったことが起きます。この不快感を緩和するには、メモリーを増設するしかありません。 どの程度のメモリーが必要かは、このスワップ・メモリーがどれくらいの頻度で起こるかで判断するしかありません。 |